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情報操作

前兵庫県知事の斎藤さんが、パワハラ・おねだりで知事の座から引きずり下ろされ、現在出直し選挙の真っ最中ですね。当時は、まことしやかにパワハラやおねだりについて報道され、県民のほとんどが「恥ずかしい知事だ」「早く辞めてほしい」と感じていたことでしょう。私もそのうちの一人でした。でも、元県民局長が100条委員会の直前に自殺されて、何か違和感を感じました。タイミングが明らかにおかしいですもの。本当に斎藤元知事が「とんでもない人」だとしたら、それを証明するのが100条委員会で、亡くなった県民局長は言わば言い出しっぺとして100条委員会の鍵を握る人物だったはずです。それなのに、なぜ、そのタイミングで自殺したのか?

ようやく全貌が明らかになってきて、唖然としました。パワハラもおねだりも、今まで県政で甘い汁を吸ってきた人たちによるでっち上げで、言い出しっぺの県民局長は10人以上の職員と不倫関係(あるいは地位を利用した強制わいせつ行為)があったとのこと。斎藤元知事は、もと県民局長の「倫理的に問題のある行為」の事を知りながら、故人の名誉を守るため守秘義務を守り抜いて、結果、失職となりました。

日本では、言論の自由が保障され、情報を得る方法はいくらでもあると思っていましたが、こんな方法で情報操作され県民が完全にだまされてしまうなんて。おそらく、兵庫県の事件は氷山の一角なのでしょう。国政でも利権がガチガチに絡み合って、本当に日本の未来を考えた政策は実行不可能という構図があるのではないかと憂えています。

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